ふちっ子ブック 小学校へ

月に一度のふちっ子ブックによる読み聞かせがありました。
大下条小学校 あじさい読書旬間中です。

 

始まる前に最終確認。児童の座る位置、本の開き方などを声掛し、子どもたちが見やすいようにと本の中央に折り目をつけます。

1.2年、3.4年、5.6年の3教室に分かれます。

時間になると教室へ入り児童とあいさつをして読み聞かせが始まりました。

子どもたちは静かに聞き入ります。

 

担任の先生「ふちっ子ブックの皆さんの読み聞かせを聞いていて、非常に考えて絵本を選んでくださっているなと感じます。普段の生活での発見をする本や、頭で考えさせてくれるような本など、子どもたちのことを考えて選んでくれているなと思います。」

教頭先生「読み聞かせは子供たちの本への意欲喚起となっています。有難いです。」

 

先生たちにも好評なふちっ子ブックの活動。子供達も毎月楽しみにしているそうです。

ふちっこブック

「ふちっこブック」は月に1回、大下条小学校で本の読み聞かせをするボランティア。

この日は19時から東條会館にて、6月8日の読み聞かせの打ち合わせとリハーサルがありました。現在6名で活動し、元保育士さんや読み聞かせ経験のある方がボランティアとして参加しています。

まずは読み聞かせのリハーサル。読む時間を計り、読み手の座り方や本の開き方など当日の読み聞かせに活かせるようにみんなで感想を伝えます。

 

続いて来月の読み聞かせの担当学年と、読む本を決めます。楽しい本、昔から読み継がれている本、季節の本など子供たちのことを想像しながら選びます。読みたい本がたくさんあって悩むそうです。

 

昨年5月より大下条小学校の依頼で「ふちっこブック」の活動が始まりました。保育園長も経験された村松春子さんが中心となり地域の方に声をかけてボランティアが集まりました。この活動を始めて約1年。やりがいは「いろいろな絵本と出合えることが楽しい。子供と会うこともなかなかないから楽しいね。」と話します。

時には読み聞かせの質を高めるために勉強会や講習にも参加するそうです。その中で「刺激の多いテレビやスマートフォンとは違い、絵本にはいいところがたくさんある。」との話がありました。

阿南町の保育園や学校は「ノーテレビデー」があり、家庭で本と親しむ環境が整っています。

村松さんが活動を通して伝えたいことは「絵本をたくさん読んでほしい! 親子でもっと本と親しんでほしい!」ということ。

ふちっこブック ボランティアの皆さんの 絵本への熱い思いが伝わってきました。

ふちっこブックは現在読み手募集中です!